10月19日（日）、イオンシネマ京都桂川で、TV DIRECTOR‘S MOVIE『ピラメキ子役恋ものがたり～子役に憧れるすべての親子のために～』が上映されました。

TV DIRECTOR‘S MOVIEとは、テレビ放送局と吉本興業による共同制作プロジェクト。 既存のジャンルに捉われない意欲的な作品ばかりがそろいます。

『ピラメキ子役恋ものがたり～子役に憧れるすべての親子のために～』は、テレビ東京の人気子供番組『ピラメキーノ』から生まれた映画。鈴木福くん演じる普通の小学生・春人（はると）が、ひょんなことをきっかけに子役活動を始めるというストーリー。華やかなテレビの世界の舞台裏や、子役たちの葛藤や悩みが描かれています。はんにゃ、フルーツポンチ、ダルさん、ピラメキパンダといった番組レギュラー出演者も総出演。

上映後の舞台挨拶には、鈴木福くん、はんにゃ、フルーツポンチ、人気キャラクターのピラメキパンダが出席しました。衣装も番組と同じくおそろい。しかしよく見ると、なぜか福くんの鼻につめものが…。はんにゃ・金田が説明します。「実は、出番直前にトラブルがありまして…。福くんが鼻血を出してしまいました」、川島も「急に噴き出てきまして」と状況を説明。司会者の方に「大丈夫ですか!?」とマイクを向けられた福くんは、ケロリとした顔で「ぜんぜん平気です」と答えていました。金田も「映画祭で興奮したんだよね」とフォロー。ひとまず挨拶タイムに。

福くんは「このように映画祭に来られてうれしいです」と挨拶したあと、お客さんに向かって「映画、楽しかったですか？」と質問。「楽しかったです！」、「最高でした！」といううれしい声があちこちから上がり、福くんもにっこり。

はんにゃ・金田は「京都国際映画祭のお客さんはみんな温かいですよね。町全体も八ッ橋のように包み込んでくれて。福くんが鼻血を出すぐらい興奮していますんで、皆さんと一緒に楽しみたいと思っています」と挨拶。

はんにゃ・川島は「京都はゆかりがある町なんです。実は3歳まで京都の祇園に住んでいたことがあるんです」と告白していました。

フルーツポンチ・村上は、空き時間に金田と伏見稲荷大社に行った話を披露。「京都は街並みも素敵でテンションも上がっています」と語りました。

フルーツポンチ・亘は「16日にレッドカーペットを歩かせていただきました。由緒正しき歌舞練場で歩かせてもらったんですが、自分が思っている数倍、レッドカーペットは赤かったです」と赤さの感想を。「終始、恐縮しっぱなしでしたが、いい経験をさせていただきました」と語りました。

映画の感想を尋ねられた福くんは、「いろんな意味ですごくおもしろかったです。ちょっとしんみりするところもあるけど、お笑いの部分もあって」とのこと。金田に「子役界には映画のようなこともあるの？　リアリティはあった？」と尋ねられた福くんは、「う～ん、わかんないけど…あるのかなぁ？」と思案しつつ、「そういう風にやるところと、ウソのところもちょっとだけあります」とポロリ。全員から「映画だもんね。全部が全部、本当の話ではないということだよね」とフォロー。

金田は「福くんは役者さんとしては大先輩なので、僕らも現場では『福さん』と呼んでます。何がすごいって、ワーっと喋ってるのに『3、2、1』でカメラが回ったら表情がパッと変わるんです。で、『OK』となったらまた子供らしく騒ぎ出すんですよ。本当に、スイッチの切り替えがすごい」と感心しきり。川島も「福くんは、台本をいつ覚えているんだろう？　というぐらい台本を見ていないんです。でも本番になると、ちゃんとできちゃうんですよ」と絶賛。その言葉を受けて福くんは、「普通に、いつものようにやっています」と答えると、「普通にやっているところがすごいです」とベタ褒めしていました。

亘は、撮影中に子役の皆さんに気を遣われたというエピソードも。「子役の子たちは本当に皆さんやさしい。僕が楽屋でひとりでいると、喋りに来てくれたり…」。子役の皆さんは、他のメンバーにも「誰か、亘さんと喋ってあげなよ」と直訴したこともあったのだとか。そのことを聞き、亘は「本当に、優しいなと思いました」と感激していました。

また、福くんが演じる春人が、超人気子役スターの女の子にひと目ぼれするシーンを挙げ、「福くんも、共演した女の子をかわいいなと思うことはある？」と尋ねられた際は「ないです」と即答し、全員がコケるひと幕も。金田は「まだ早いかもしれないね～」と笑顔で語っていました。

最後に福くんは「今後、『ピラメキ子役恋ものがたり～子役に憧れるすべての親子のために～』が観られるようになるそうなので、もし機会があったらお友だちと一緒に見に来てください！」としっかり映画をPR。かわいい笑顔でお客さんのハートをがっちり捉えていました。